社会を可視化し,考え,行動するためのオープンデータ

官房長官が「ただちに健康に影響が出るものではない」と述べたとき,「政府の判断ではなく生のデータの方が重要だ」と思わなかっただろうか。東日本大震災の復旧・復興過程では,放射線量のデータや,電力需給量のデータ,避難所や交通状況のデータなど,さまざまなデータが作成され公開され,またそれらを活用したクリエイティブなアプリやサービスがたくさん作られた。

世界の国々では,公開された公共データを活用し,オープンイノベーションの力で新たなビジネスや社会的サービスを生み出したり,地域の民主主義を向上させたり,行政の効率や質を高めたりしようという取組みが盛んに行われている。

こうした取組みは「オープンデータ」と呼ばれ,オープンガバメントを進める上での主要なテーマとなっている。さまざまな国や地域の事例等を元にオープンデータへの理解を深め,その活用法を考える機会としたい。

講師:庄司 昌彦(しょうじ まさひこ)
開催日時:2013年7月2日(火) 16:30〜18:00
会場:慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎1Fシンポジウムスペース
講演資料:pdf